方程式の応用問題(統計に関する問題)
数学では、アンケートや統計の一部分の数値を伏せるような形で、方程式を用いて答えさせる問題が学校のテストや高校入試では良く出題されます。伏せられている数値などを仮に「x」や「y」と置くなどしながら問題を解く方法が一般的です。
問
・東京の繁華街で、若者210人に、一番好きなラーメンの味を各々ひとつだけ答えてもらった。このとき、一番好きなラーメンの味として「しょうゆ」と書いた人は、「みそ」と書いた人の2倍より14人すくない人数でした。
・ただし、一番好きなラーメンの味に「みそ」と「しょうゆ」以外の物を挙げた人が38人いました。
さて、一番好きなラーメンの味として「しょうゆ」と書いた人の人数は何人か。
答え
アンケート形式の問題に方程式を応用する場合については、問題文から読み取れることについて、以下のように表にまとめて情報を整理することが大切。
ということで、「みそ」は62人です。ここで忘れてはならないのは、求めるべき人数は「しょうゆ」の人数ですので
「2x−14」に「x=62」を代入して、
2×62−14=124−14=110
ということで、求めるべき答えは110人となります。
このよう、何をxと仮定するかということと、求めるべき答えが違ってくる場合には、このような代入作業が必要になる場合があるということを忘れないようにしてください。
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