中3:二次方程式の解き方(解の公式)
前のページでは、二次方程式の解き方として、因数分解や平方根の考え方による解の算出方法を紹介しました。しかし、実際には、平方根や因数分解で等式を整理することができず、平方根や因数分解の考え方では解を導き出すことができない二次方程式があります。そのような二次方程式の解を算出するためには、「解の公式」という式を用いることになります。
この「解の公式」については、非常に複雑な式ですが、基本的には、丸暗記で覚えるしかないと思いますので、「解の公式」を暗記して、さらに、問題に応用できるようにしておくことが大切です。
上記の例題からもわかるように、解の公式を用いなければ使えない問題というのは、極めて複雑な答えが導き出されることになります。テスト問題で複雑な答えを出してしまうと、思わず何らかのミスをしてしまったのではないかと思って不安になる人もいると思いますが、解の公式を使用して答えを出す二次方程式については、複雑な解答になるケースはよくあります。テストや入試の時に解の公式をつかう場合は、計算ミスがないように、落ち着いて問題を解くことが大切です。
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