中1:一次方程式の文章題(距離、時間、速さ関連の問題)説
方程式の文章題として、テストなどで最もよく出題され、かつ、多くの人が苦手にしている問題として、距離・時間・速さに関連した問題が挙げられます。
例題を一つ挙げます。
Aさんが自宅から駅まで、徒歩(毎時4km)で移動した。その後、駅から自宅までの帰り道は自転車に乗って帰ってきたため、毎時12kmの速さで自宅に帰った。そして、Aさんは自宅と駅との往復に合計40分かかった。このとき、A君の家から駅までの片道の距離を求めよ。
この場合、(時間)×(速さ)=(距離)という公式を用いることが大切です。以下の図のように、自分で図表を書くことで、問題の内容を整理し、方程式をつくって回答することが重要です。
上の表のように、図を使って整理し、どのような方程式をつくれば答えにたどりつくのだろうかということを考える上での参考にしながら、問題に取り組むことが大切です。なお、方程式を作る際には、時間などの単位は揃えておくということが大切になります。「時間」と「分」が混在しているような文章題のときには、単位をそろえずにミスをする場合がありますので注意が必要です。
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